2022年に創業60周年を迎え、新たな未来に向けて走り出した『（株）永野商店』は、節目を機に西松建設（株）と共同で新会社『エヌエナジー（株）』を設立。より新しい価値を生み出すために、食品・飲料廃棄物のメタン発酵技術による「バイオガス発電事業」に参入しました。

本事業は、熊本県を中心に食品工場やスーパーマーケット、百貨店、ホテル等から排出される食品・飲料廃棄物を主原料にメタン発酵バイオガス生成熱電併給事業です。

これまで熊本市近郊には「食品系廃棄物」のリサイクル施設が少なく、脱炭素化に向けたリサイクル率の向上が課題となっておりました。本事業は、「食品系廃棄物」をメタンガス化した上で発電及び熱利用によってエネルギーとして再利用することで、地域におけるごみ処理問題の解決及び、環境に優しく災害時も欠かすことができない電力エネルギーのインフラ事業として、地域経済活動の基盤づくりに貢献していきます。

また、敷地内には廃プラスチックなどを原料として製造する固形燃料（RPF）の製造工場も先行して建設し、現在稼働中です。より良い社会のために、バイオガス発電事業とRPF事業の両輪でリサイクル率100%を目指していきます。

エヌエナジー 株式会社
株式会社 永野商店
代表取締役社長 永野 順也